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ニコライの鐘

【作詞】門田 ゆたか
【作曲】古関 裕而

青い空さえ 小さな谷間
日暮れはこぼれる 涙の夕陽
姿変れど 変らぬ夢を
今日も歌うか 都の空に
あゝニコライの 鐘がなる

きのう花咲き 今日散る落葉
河面に映して 流れる月日
思い出しても かえらぬ人の
胸もゆするか 雁啼く空に
あゝニコライの 鐘がなる

誰が読んだか 悲しい詩集
頁をひらけば 出て来た手紙
恋に破れた 乙女は今宵
何を祈るか 暮れゆく空に
あゝニコライの 鐘がなる


藤山一郎 昭和27年の曲。
明治24年に東京・御茶ノ水にあるドーム屋根が特徴の大聖堂。
ニコライ堂をネット検索をしてましたら、歌手の川村カオリの葬儀をやってところらしいですね。若くして乳がんで亡くなった方で、先日も六本木ミッドタウンで追悼の写真展を見てきたところでした。
この川村さんですが、エーちゃんが会社勤めをしていたころ、関連会社に川上貿易というソ連貿易を中心にやっている会社がありまして、そこのモスクワ駐在をしていた川村さんの娘さん。
Mr.川村には、モスクワオリンピックの前年1979年12月にモスクワ出張した際に色々とお世話になっております。
その川上貿易の初代モスクワ所長が杉浦千畝さん

本題の方ですが、煉瓦作りのため、関東大震災で鐘楼が倒壊。
現在は修復されていますけど、耐震性能は大丈夫なんでしょうかね。
日本はやっぱり木造住宅が自然環境にマッチしているようです。
また話はずれちゃいますけど、エーちゃんの住んでいる港区は昔は麻布区といってました。
明治42年に建設された麻布区庁舎(写真下左)は震災にも耐えて、現在は、JR中央線・武蔵境にある日本獣医生命科学大学の1号棟本館(写真下右)として現在でも活用されています。
 

JASRAC情報
製作日誌:
平成23年1月9日 歌詞のみ
2番4行目、別の歌集では「胸もゆするか」になってますけど、どっち?
平成23年8月2日 「胸もゆするか」が正しいようです。
平成24年3月13日 1番の歌詞「今日も歌おうか」になってましたので訂正。
タイチョーさん、ごしてきありがとうございます。
平成24年3月24日 前奏の一部が、レコードの発売時期によって見直されているようです。
手持ちの楽譜は、下記の譜例の上段ですが、最近のカラオケなどでは、下段の譜面で演奏されているケースも多いようです。
当サイトでは、初版のものを使っています。