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俺は枕木

【作詞】村田　静夫
【作曲】沢口　富保
【MIDI作成協力】マルちゃん

俺は枕木
つくしといっしょに土のなか　土のなか
レールかつぎは　いやではないが
お花見ぐらいは　ソレソレ　してみたい

俺は枕木
草もむんむん土のなか　土のなか
お陽さま見てくれ　この脂汗
夕立こいこい　ソレソレ　雲が出た

俺は枕木
空を眺めて土のなか　土のなか
故郷のくり山　恋しゅてならぬ
もずやあけびは　ソレソレ　達者かな

俺は枕木
霜にさされて土のなか　土のなか
吹雪やしばれにゃ　ひるみはせぬぞ
おしくらまんじゅだ　ソレソレ　みんな寄れ

まくら木って、クリ材が多いんですね。
初めて知りました。
ついでに調べてみましたら、そのほかにも、ヒノキ、ヒバなども使われているそうです。特に、強度が重要であり、間違っても、桐なんか使われるわけがないでしょうね。
そのまくら木も、新幹線以降、コンクリート製が増えてきてます。寸法安定性や供給安定性からそうなってきているわけです。

高校の体育祭では、後夜祭としてファイヤーストームと言って、このまくら木を２ｍくらいの高さに組み上げて燃やすンです。そのまわりを、約200人の1年生男子生徒が腕を組んで、大きな輪を作り、ワッショイワッショイってグルグル廻るわけです。

直径30数ｍの円ですけど、隣との引っ張りを緩くしようとして輪を縮めると熱いし、外に逃げると輪が広がって、隣とのスクラムが辛くなるし、なんとも言いようのない壮絶なものでした。当時15歳の若者にとっては。

そのファイヤーストームの中心に組まれているまくら木は、近所の、たぶん田町電車区あたりから毎年もらってきてました。2番の歌詞のように、たっぷりと油を吸っていますので、これがまたよく燃えるんですね。
枕木クン、その節はお世話になりました。