サライ
【作詞】谷村 新司
【作曲】弾 厚作
遠い夢 すてきれずに
故郷(ふるさと)をすてた
穏やかな 春の陽射しが
ゆれる 小さな駅舎(えき)
別離(わかれ)より 悲しみより
憧憬(あこがれ)はつよく
淋しさと 背中あわせの
ひとりきりの 旅立ち
動き始めた 汽車の窓辺を
流れていく 景色だけを
じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程 青く澄んで 胸が震えた
恋をして 恋に破れ 眠れずに過ごす
アパートの 窓ガラス越し
見てた 夜空の星
この街で 夢追うなら もう少し強く
ならなけりゃ 時の流れに
負けてしまいそうで
動き始めた 朝の街角
人の群れに 埋もれながら
空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく 白い雲に 胸が震えた
離れれば 離れる程
なおさらにつのる
この想い 忘れられずに
ひらく 古いアルバム
若い日の 父と母に 包まれて過ぎた
やわらかな 日々の暮らしを
なぞりながら生きる
まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る
愛の故郷(ふるさと)
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る その時まで
夢はすてない
まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る
愛の故郷(ふるさと)
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから
日本テレビの「24時間テレビキャンペーンソング」です。
もう15年以上も前から歌われてますけど(調べたら1992年11月でした)、最近、新宿ともしびの月間リクエストの第2位にランクされおります。今年になってからジワジワと来てます。
小学館から出ている「サライ」という雑誌もありますが、意味は、ペルシア語で「宿」、つまりオアシスの憩いの場所、というようなものらしいです。
製作日誌:
平成18年4月9日 | 歌詞のみ |
平成18年4月12日 | やっとMIDIをアップ。桜吹雪が終わる前に完成したかったけど、皆さんの所ではいかがですか。 先週の日曜日に渋谷を歩いていて、吹き溜まりに桜の花びらがいっぱい溜まっていまして、思わずすくってみたくなりました。 |
平成18年4月15日 | もろもろの微調整をして、とりあえず・・・ |