世界をつなげ花の輪に
【作詞】篠崎 正
【作曲】箕作秋吉
1.太陽はよぶ 地はさけぶ
起てたくましい 労働者
働くものの 赤い血で
世界をつなげ 花の輪に
*我等未来を語るもの
世界を一つに結ぶもの
2.若者よ今 旗高く
行けさわやかな 朝風に
乙女のかみに 花かおり
解放のかねは 鳴り響く
*くりかえし
3.赤旗はゆれ 胸おどる
見よこの旗を 色そめた
人民の血の したたりは
われらの国の 花と咲く
*くりかえし
4.大空は晴れ 波光る
ああ太陽の 情熱で
東と西の 兄弟よ
はげましあって 戦おう
戦時中禁止されていたメーデーは1946年に第17回メーデーとして復活しました。その時に募集された新しい労働歌として第2位になったのがこの曲です。
さて、メーデーについて。1886年5月1日アメリカにて「8時間の労働,8時間の休息,8時間の教育」をスローガンとしてストライキ,デモ行進を行ったのが始まり。運動の中心地シカゴでは参加者と武装警官が衝突しましたが、大きな成果をあげたことは今日に引き継がれてます。
日本では、1905年に平民社で開催された「メーデー茶話会」がメーデー集会の最初といわれてます。1920年5月2日(日曜日),上野公園で労働組合主催のメーデーがはじめて公然と行われ、これを第1回とし,35年まで16回開催されたが、1936年に政府により禁止されました。
製作日誌:平成14年6月8日初版