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しゃぼん玉

【作詞】野口 雨情
【作曲】中山 晋平
【MIDI製作協力】マルちゃん

しゃぼん玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた

しゃぼん玉きえた
飛ばずに消えた
うまれてすぐに
こわれて消えた

風風吹くな
しゃぼん玉 とばそ


<大正9年『金の船』>
日本の歌 百選より

学生のころ、この曲の背景について、苦しさのために生まれた子供を間引きする悲しさを歌った曲である、という話を聞いて、そうなんだ、って思っておりまして、このMIDIを作るにあたって、再度調べてみましたら、高石ともやが人づてに聞いてコンサートで取り上げて広まったようです。

実際のところは、諸説多々あり。
長女を明治41年に生後8日で亡くしており、命のはかなさを歌ったもの、などなど。

幼稚園の頃、石鹸でしゃぼん玉を作った記憶がありますが、あまりふくらまず、「屋根までとんで」なんてことなかったです。
もっとも、ベーゴマを回せず、めんこをひっくり返せない、至ってぶきっちょな子でしたけど。
それが、中学生のころかな、台所にあった液体洗剤でやったら、これがまたでっかいのが出来るんですね。びっくりするやら、うれしいやら。でも、その年になったら、しゃぼん玉遊びには興味は無くなってましたけど。
ただ、この液体洗剤ですけど、いわゆる衣料用液体洗剤って結構歴史が浅いでの、その時に使ったのは多分、1960年に発売されたという、住宅用液体洗剤マイペットだったんではないかと思います。

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年11月15日 歌詞のみ
平成21年12月20日 MIDIをアップ