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幸せのアンネのバラ

【作詞】高野 美代子
【作曲】大西 進
【MIDI製作協力】マルちゃん
さわやかな緑の 風にゆれながら
アンネのバラは 夢を見る
まぶしいあの日を 花びらにつつみ
いのちのよろこびに むねふるわせる
忘れない いついつまでも
幸せの アンネのバラは
忘れない いついつまでも
ほほえみの アンネのバラは

大空とぶ鳥の すがた楽しげに
アンネのバラは 夢を見る
暮れ行く街にともる 明かり消えないよう
やすらぎと自由 祈ります
咲かせたい 世界中
幸せの アンネのバラを
咲かせたい世界中
ほほえみの アンネのバラを



2005年9月12日のうたごえ新聞収載の「紹介曲」より。
1945年3月に亡くなった、アンネ・フランクの没後60周年。形見のバラに寄せてアンネの心を、と創作されました。

オランダ・アムステルダムの運河沿いにあるアンネの家。入り口近くに、アンネの小さな像があります。表から見ると普通の家。アンネの父親の友人の事務所です。ということは、普段は、事務員などが出入りしているところ。
その奥に、隠し扉と階段があり、それを登った屋根裏部屋、とっても小さな部屋です。こんな所に、2年間も、しかも、昼間は一切音を立てずに親子4人が生活をする、とっても信じられない環境です。

そのアンネが、毎日窓から眺める庭に咲いていたのがバラの花。 収容所に送られて、アンネは病死します。唯一生き残った父親に、そのバラの花が形見として贈られます。
Mr.Otto Frankからそのバラは日本にも贈られています。

ところで、アンネの家のまえの運河ですが、水深は4m近くあるはずなのですが、実際は2m程度。その差は、自転車。
オランダはよく知られている通り自転車の国。とにかく庶民の足なのですが、その分、よく盗難にもあいます。盗まれた自転車は、用がなくなると、運河に捨てられちゃうんですね。

それから、まちがって自転車に乗ったまま運河に落っこちてしまったら・・・・・
オランダ人は、救出が来るまでそのまま水の中で待っているそうです。
自力で這い上がると、ま、それはそれで単なる事故ですが、保険が下りません。保険求償をするためには、救助されたという実績が必要なんですって。
運河クルーズに乗ったときに、地元の日本人ガイドさんの説明でした。

JASRAC情報
製作日誌:
平成18年2月12日 歌詞のみ
平成18年2月23日 MIDIをアップ
平成22年5月23日 東京・神代植物園でバラ祭りをやってます。
そこでこのバラをみつけましたので、パチリ。
この地域の深大寺では、いまNHKでやっている「ゲゲゲの女房」を町おこしで取り組んでおり、大層賑わっておりました。