白いばら WEISSE ROSE
【原曲】フィンランド民謡
【訳詞】三橋 雄一
1.若者が 夜明けの森で
ばらの花 見つけた
朝日にひとり 匂い咲く
白いばらの花
若者の瞳 かがやき
そそぐよ その花に
2.行くよ やさしい若者は
ばらを たおらずに
思いのままに 咲き匂い
静かに 散るように
そよ吹く 南の風が
うたうよ その花に
谷間のバラ LAAKSON RUUSU
1.谷間の美しいバラに
心奪われて
若者は昼も夜も
思いつめていた
若者は昼も夜も
思いつめていた
2.谷間の美しいバラを
抱きしめたいと
若者思い悩んだが
手折らずにおいた
若者思い悩んだが
手折らずにおいた
3.谷間の美しいバラは
今も咲いていて
若者を夢の世界へと
さそいこんでゆく
若者を夢の世界へと
さそいこんでゆく
フィンランドのきれいな曲です。訳詞が二つありますので、併載しました。個人的には「谷間のバラ」としてよく歌っていたのですが、「白いばら」という歌詞は「うたごえ愛唱歌1000曲集」ではじめて知りました。
ところで良く考えてみると、「谷間のバラ」ですが、フィンランドに谷間ってあるんだろうか?森と湖の国ですが、お隣のスエーデンとかノルウエーのようなフィヨルドの断崖とか、切り立った山というイメージがフィンランドにはありませんね。北の方にラップランドと言う高原がありますが、こんなに北に言ってしまうと、バラの花があるんだろうか?という疑問が出てきます。確かに耐寒性の高いバラはあるそうです。調べてみたら、日本のノイバラ系のものとコウシンバラ系のヒメバラfairy
roseとの人工交配によって作った品種は,ポリアンサ香[ズ
Polyantha Roseと呼ばれ、北欧でももてはやされているらしいです。でも、こんな人工交配種が谷間にひっそりと咲いているんだろうか? |
平成14年8月6日 | Akemiさんのリクエスト。とりえず歌詞だけ。 |
平成14年8月8日 | 北欧風のバックは難しいですね。逆転の発想で、ボサノヴァをやさしくアレンジ+ハープを加えてみました。 |
平成14年8月12日 | 白いバラの写真を掲載。SHOさんのご了解をいただきました。 |
平成15年5月1日 | Akemiさんのご要望で、1番の低音部の音量を思いっきり下げて、ハープで奏でてます。ついでに、テンポも下げて、イントロもオルガン系の癒しの音色に、大幅改造です。 |
平成15年5月6日 | 1番6行目、「そよぐ~」は「そそぐ」の間違い。若者の瞳がそよぐ、って一体どんな情景だったんでしょうね。Akemiさんが昔の「カチューシャ」歌集で調べていただきご指摘をいただきました。 |
平成15年7月6日 | 池ヶ谷さんのご指摘で2番の歌詞を訂正。思いのまま→ままに |