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春夏秋冬

【作詞】泉谷しげる
【作曲】泉谷しげる

季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人に逢う
　人のために良かれと思い
　西から東へ駆けずり回る
　やっとみつけた優しさは
　いともたやすくしなびた
春を眺める余裕もなく
夏を乗り切る力もなく
秋の枯れ葉を包み
冬に骨身をさらけ出す
今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてが報われる
今日ですべてが始まるさ

季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人に逢う
　横目で隣をのぞき
　自分の道を確かめる
　また一つずるくなった
　当分照れ笑いが続く
汚いところですが
ヒマがあったら寄ってみてください
ほんのついででいいんです
一度寄ってみてください
今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてが報われる
今日ですべてが始まるさ

今日のNHKの「プレミアム１０」で泉谷しげるが出ており、久し振りにこの曲を聴きました。
昔、LP「ライブ！王様たちの夜」を買って、この曲を聴いていたものでした。

泉谷しげるというと、フォーク歌手というより、悪人役の俳優といったイメージ。
最初は、「吉展ちゃん事件」の犯人役。へ～って思いましたが、何というか、ぴったりだったんですね。
1963年に起こった誘拐事件ですが、犯人逮捕まで２年かかってます。
この頃、印象に残っているのが、「ザ・ヒットパレード」で放映された、ザ・ピーナッツの歌う「かえしておくれ今すぐに」という、犯人への呼びかけの歌。
先日、神田の古本屋さんで、全音の楽譜（全音歌謡曲全集 14）でこの曲をみつけましたけど、買ってきませんでした。高かったです。