スタートライン~新しい風
【作詞】馬場俊英
【作曲】馬場俊英
もうダメさ
これ以上前に進めない
そんな日が 誰だってある
だけど 雨でも晴れでも
何でも いつでも
その気になりゃ 何度でも やり直せる
何度でも
これからのことを
思うと負けそうになる
心配なことがあって
しゃがみそうになる
あと少しだけ もう少し
強くならなくちゃ
でも大切なことはいつも
誰も教えてくれない
だから そうだよ
くじけそうな時こそ
遠くを見るんだよ
チャンスは 何度でも
君のそばに
この道の先に
何が待っているのか何てこと
わかるわけない
答えがあっても なくても
YesでもNoでも
決めた道を行くしかないさ あるだろう?
そんな時
青春と呼べた 時は過ぎたのに
今でも心の奥に
風が吹き抜ける
優しい人にばかり
悲しみが降りかかる
報われないことが
ここには多すぎる
だけど そうだよ どんな時も
信じることを やめないで
きっと チャンスは 何度でも
君のそばに
だからそうだよ
くじけそうなときこそ
遠くを見るんだよ
見えない このスタートラインから
また ここから
きっと そうだよ
いつかきっと
まごころが 何かに
変わるんだよ
そうさチャンスは 何度でも
いつも 君のそばに
いつも 君のそばに
馬場俊英が2007年紅白で歌いました
最近の若い人たちの労働機会が問題になってます。
派遣労働者の問題、格差の問題など、青年たちが希望をもてる社会の仕組みが失われつつあります。
最近の若い人たちはどういう曲に共感を持っているのだろうか、そういう趣旨で、2007年の紅白を参考にコブクロの「蕾」、一青窃の「ハナミズキ」とこの曲に取り組んでみました。
これらの3曲の中で、この「スタートライン」は、今の時勢をしっかり歌ったもので、こういう曲に青年たちが支持をしているのかと、改めて納得しました。
ところが、実際問題としては、「チャンス」ってそうなかなか無いのも実情です。
アメリカでは、ブッシュ大統領が任期間際でレームダック状態であり、それが故に株もドンドン下がってますが、日本はレームダックが常態化してます。
とはいっても、日本は頭さえ使えばまだ株価回復の可能性はあると思います。
(株については全くの門外漢ですが)日本を元気にして、投資家を呼び戻すには、
日本独自の文化である民間企業での終身雇用制の復活じゃないでしょうか。
日本の元気の源は終身雇用という安心をモチベーションに、ZDからカイゼン、JITなどの生産効率化モデルを確立してきたわけです。
次世代を担う若者たちに元気になってもらえないことには、日本は魅力のない市場として世界から見放されてしまうんでしょう。
もちろん、短期的には、金利政策、円安誘導などの考え方もありますけど、今必要なのは、将来に夢をもてるこういうような社会の仕組み作りじゃないでしょうか。
製作日誌:
平成20年1月19日 | 歌詞のみ |
平成20年1月26日 | MIDIをアップ |