すかんぽによせて
【作詞】田畑 つる子
【作曲】木下 そんき
すかんぽなずなの咲く土手で
あなたの動かす汽車を待つ
鉄道づとめとすすめられ
嫁いできたのは二十歳の春
油に汚れた作業衣の
あなたの汗も金さびも
きれいに洗ってたたみます
明日も笑顔で働けるよう
吹雪の荒れる冬の夜は
窓をふるわす汽笛の音に
思わず手をとめ祈ります
どうか事故が起こらぬよう
こんなにささやかな所帯でも
暮らしの足を守る仕事
子ども心に決めている
父さんのあと継ぐのだと
焼けつく陽射しの夏の日も
雨風すさぶ嵐にも
負けずに元気に勤めあげ
ふたりでいつか旅したい
H18.3.26東京・千鳥が淵にて |
H18.5.14 仙台・広瀬川の土手にて |
鉄道の線路って何で雑草が生えていないのだろうって考えたことありません?
敷き詰めてある石が茶色くなっているんで、電車からこぼれ落ちる油にまみれて雑草も生えないのかなと思ってますが、さて?
少なくとも、手作業による雑草除去をやっていると思えないし、非耕地用除草剤を撒くんだったら、膨大な量の化学物質がばら撒かれているわけで沿線の健康被害にもなりかねませんよね。さて?
茨城県に住んでいた頃は、常磐線で1時間半に通勤をしてました。常磐線も長距離型の方で、座席は4人掛け。トイレも付いてます。しかし、90年ごろまでは垂れ流し型で、入り口に「都区内での使用禁止」って書いてありました。ってことは、松戸市とか柏市を通過している間はばら撒いていたんですね。と言うことは、雑草にもたっぷり栄養分が与えられていたわけであり、ますます、この辺はなぞです。
この曲は、1986年国鉄からJRに移行するとき、民営化に反対する労働者への支援として長野合唱団と国鉄長野うたう会が取り組んだ創作曲です。しかし、翌年1987年、民営・分割化となり現在に至っているのはご存知の通り。
スカンポ、別名スイバ。
写真は、芽が出たところ(左)と葉が開いたところ(右)です。
この後、淡緑~緑紫色の小さな花が円錐形に集まって咲きます。
若芽はすっぱい味がするとのことですが、あいにく味わったことはありません。
花言葉は「愛情」「親愛の情」
製作日誌:
平成18年5月21日 | 歌詞のみ |
平成18年5月27日 | MIDI製作 3番の後に間奏6小節、4番の後にも6小節入ります。 |