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健やかに生きて

【作詞】西舘 静夫
【作曲】吉川 敏男
【MIDI作成協力】マルちゃん

沈丁花　春風にゆれて
香り豊かにひろがる
さわやかな朝日に輝け
瞳よ　心よ　からだよ
＊ああ健やかに　生きる喜び
　ああ　命を守る幸せ

傷ついた体を横たえ
つらく苦しい日々に
励ましといたわりの中で
知った命の尊さ
＊　（くりかえし）

愛情とほほえみの中で
生きて働くうれしさ
暖かな光に輝け
瞳よ　心よ　からだよ
＊　（くりかえし）

1984年というと、
今のお札が発行され、
エリマキトカゲが走り回り
高橋真梨子の「桃色吐息」がヒットして
ドラゴンボールがスタートして・・・・

で、この年に、健康保険法は改悪となり、現在の3割負担の端緒といえる、1割負担が10月からスタートしています。
元々は、サラリーマン本人は10割給付で、精々初診料を払う程度でしたが、この後は、トントン拍子に、97年には2割負担となり、2003年にサラリーマンの3割負担になっているわけです。
この上がったばかりの時に、厚生年金病院で胴体を輪切りに撮影するCTスキャンで、腎臓に水泡ができているという会社のエコー検査結果をうけて、詳細を観てもらいに行きました。会計で、「エーちゃんさん、9,000円で～す。」って云われた時はびっくりしましたよね。あの機械で10分足らず、3万円。これじゃ医療費も膨れ上がりますよね。

そんな1984年の健保改悪に反対する闘いの中で生まれたのが、この曲です。
この曲を聴きながら、覆水盆に帰らず、あの時、もっと反対運動をしていればよかったと、反省をしましょう！
当時、代々木公園に１１万人が反対の大合唱をしても足らなかったんですね、結果としては。
でも、この時期に、「医療のうたごえ協議会」が再結成に向けて動き出し、現在では、うたごえの中心グループのひとつになってます。

作者の髭爺さんが、１０月６日（土）、千葉県「萬花園（まんかえん）吉川敏男うたごえコンサートvol.２」をおこないます。髭爺さんのプロフィールで代表曲のひとつに取り上げられておりましたので、この機会にMIDI化しました。