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旅人たち~林学さんの想い出によせて

【作詞】石黒真知子
【作曲】木下そんき
【MIDI製作協力】マルちゃん

私達は旅人 鈍行電車にゆられ
小さな駅に降りて 歌のふるさと探す
めぐり会う人達と 歌の心つなぐ
歌うことは 笑いあうこと
歌うことは 涙を拭くこと
いつの間にか いつの間にか
あなたのメロディを 口ずさんでいます

私達は旅人 ぬかるんだ道をゆく
石ころの坂道に 歌の花を咲かそう
うずくまる人達が 歩き出せるように
歌うことは あきらめぬこと
歌うことは こぶし握ること
いつの間にか いつの間にか
あなたのメロディが 背中を押しています

私達は旅人 虹をめざして歩く
先を行く足跡が 道を教えてくれる
うしろで鳴る口笛が 風を運んでくる
歌うことは 手渡すこと
歌うことは 信じてゆくこと
いつの間にか いつの間にか
あなたのメロディに 声合わせています

いつの間にか いつの間にか
あなたのメロディに 声合わせています


うたごえ新聞(2009年10/26・11/2号)の紹介曲から。
去る7月4日に食道癌で亡くなった林学さんを偲んで。
作詞の石黒真知子さんは林学さんとのコンビで数々の名曲を残しております。
作曲の木下そんきさんは、「ハイタッチ」のところでご紹介しましたけど、1970年代当初のうたごえ運動の新展開である歌劇「沖縄」の創作活動に一緒に取り組んで以来の付き合いとか。

そういえば、10月23日は山の木竹志さんが亡くなりましたね。
Amaging Graceの訳詞、「ねがい」など数多くのうたごえを手掛けてこられた方です。
合掌

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年10月19日 歌詞のみ
平成21年11月10日 MIDIをアップ。
楽譜の曲想は、Moderato(おそくなく)というものなので、こんな感じにしてみました。
林学さんのメロディは、「祈り」にしても、「おくりもの」「霜月の午後」などメロディのメリハリがはっきりしてますよね。