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テルーの唄

【作詞】宮崎 吾朗
【作曲】谷山 浩子
【MIDI作成】マルちゃん

夕闇迫る雲の上
いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中
空を掴んだその翼
休めることはできなくて

心を何にたとえよう
鷹のようなこの心
心を何にたとえよう
空を舞うよな悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に
いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色も霞んだ雨の中
薄桃色の花びらを
愛(め)でてくれる手もなくて

心を何にたとえよう
花のようなこの心
心を何にたとえよう
雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を
私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原(くさはら)を
ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく

心を何にたとえよう
一人道行くこの心
心を何にたとえよう
一人ぼっちの寂しさを

アニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌で手嶌　葵が歌ってます。
リクエストをいただいたtotoroさんの話では、「十代の物静かな、それで庶民的な女の子が、一番は伴奏なしで不思議な声で歌いだします。そして伴奏が入ります」。
先日の深浦のうたごえVer2006で、唐土久美子さんが、きれいなソプラノで歌っており、ウットリと聞きほれておりました。
ゲド戦記のHPで１番だけ試聴できます。

ストーリーについては、そのHPを参照していただくとして、この作品って、確か、ウチの娘がかなり前に読んでいたんじゃなかったかな？