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てぃんさぐぬ花

【作曲】沖縄県民謡
【MIDI製作協力】マルちゃん

てぃんさぐぬ花や
爪先(ちみさち)に染(す)みてい
親(うや)ぬ言(ゆ)し事(ぐとぅ)や
肝(ちむ)に染(す)みり

夜(ゆる)走(は)らす船(ふに)や
子の方(にねふわ)星(ぶし)見(み)当(あ)てぃ
我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や
我(わ)んどう見(み)当(あ)てぃ

天(てぃん)ぬ群(ぶり)星(ぶし)や
読(ゆ)みば読(ゆ)まりゆぃ
親(うや)ぬ言(ゆ)し事(ぐとぅ)や
読(ゆ)みんならん

言(い)ち足(た)らん事(ぐとぅ)や
一人(ちゅい)たれいだれい
互(たげ)に補(うじ)なてる
年(とぅし)や寄(ゆ)ゆる

誰(たる)が上(うぃ)になてィん
仕情(しなさき)ど頼(たね)む
情ねいん浮世(うちゆ)
渡いぐりしゃ


「てぃんさぐ」とは、鳳仙花のこおで、花は「うりずん(若夏=4,5月)」と呼ばれ、沖縄でも最も過ごしやすい時期に咲きます。
昔は、民家の石垣や道端の至る所にみられ、女の子たちは、真紅の花びらで爪をマニキュアのように染めて遊んだとのことです。
花びらを石ころでつぶして、木の葉にくるんで指先に巻いて一晩経つと、指先はピンクに染まってなかなか落ちなくなります。

JASRAC情報

製作日誌:
平成20年5月7日 歌詞のみ
平成20年6月13日 MIDIをアップ
平成20年6月14日 伴奏の三味線を手直ししました。