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トイレの神様

【作詞】植村花菜・山田ひろし
【作曲】植村花菜

(前奏 4小節)

小3の頃からなぜだか
おぱあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして
五目並べもした
でも、トイレ掃除だけ苦手な私に
おぱあちゃんがこう言った

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにぺっぴんさんになれるんやで

(間奏4小節)

その日から私は
トイレをピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた
買い物に出かけた時には
二人で鴨なんぱ食ぺた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを
泣いて責めたりもした

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎目キレイにしたら
女神様みたいにぺっぴんさんになれるんやで

(間奏4小節)

少し大人になった私は
おぱあちゃんとぷつかった
案族ともうまくやれなくて
居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず
彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんぱも
二人の間から消えてった

どうしてだろう?
人は人を傷付け、大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてたおぱあちゃん残して
ひとりきり
家 離れた

(間奏8小節)

上京して2年が過ぎて
おぱあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った
「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど
ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って
病室を出された

(間奏16小節)

次の日の朝
おばあちゃんは静かに眠りについた
まるで まるで
私が来るのを待っていてくれたように
ちゃんと育ててくれたのに
恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を
待っててくれたんやね

トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
おぱあちゃんがくれた言葉は
今日の私をべっぴんさんにしてくれてるかな

トレイには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにぺっぴんさんになれるんやで

(間奏8小節)

気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私は
今日もせっせと、
トイレをピカピカにする
おばあちゃん
おばあちゃん
ありがとう、

おばあちゃん
ホンマに
ありがとう

(Ending 16小節)


2010年紅白で歌われた10分弱もある長~い曲。

特にコメントらしきものがつけられないのですが、重箱的に申すなら、「鴨なんば」って関西ではこういうんでしょうか?
少なくとも、東京じゃ「鴨南蛮」ですけど。
と思って検索すると、いろいろと出てきましたので、そちらを参照していただくとして、
実は、この鴨南蛮ですが、個人的にはあまり好きじゃなかったです。
鴨と鳥の違いが分かるような味わいがなくって、高い代金を払ってまで食べたいと思いませんでした。
因みに、ウチの近所の蕎麦屋では、1,600円。
そりゃ肉もでっかいし、ネギもこんがり焼けているのですが、食べてみて「これが鴨かい?」って思わせる味。
一方、冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば

スーパーの安売りで300円前後。
これがうまいんです。香ばしい鴨にネギ。
お薦めです。

JASRAC情報
製作日誌:
平成23年1月2日 歌詞とMIDIをアップ