東京ワルツ
【作詞】西沢義久
【作曲】レイモンド服部
燃える夜空の ネオンは移り気
すてられた花束が 泣き濡れて
七色の雨にうたう
ああ 東京ワルツよ
メトロで帰った君よ
君よさようなら
ビルの谷間の 小さな陽だまり
頬よせて君と見た 青い空
あの窓の想い出は
ああ 東京ワルツよ
広場に散る 散る夢の
夢のつゆ草
みんな誰かを 愛しているのよ
キャバレーの虹の灯を うるませて
ためいきの青い靄
ああ 東京ワルツよ
夜更けの並木は 明日(あす)の
明日の星空
昭和29年の曲です。
1番の「メトロ」って、他のサイトで見てみましたら地下鉄の事なんですね。
昭和2年に浅草線が浅草-上野間で開業して、この曲の出来たころに赤くてモダンなデザインの丸の内線が開通してます。
当時は営団地下鉄って呼んでまして、今では東京メトロになってます。
このメトロという呼称は結構昔から使われていたそうで、パリでもメトロという愛称らしいです。
(ロンドンはチューブって言いますけどね)
サラリーマン時代は、通勤に日比谷線を使ってました。丸ノ内線に比べると銀色のなんとなくやぼったい感じのデザインでした。
小伝馬町から神谷町なんですけど、途中に銀座があります。残業で遅くなり終電が12時ごろだったかな、それに乗ると、銀座から夜のお仕事を終えたお姉さんたちがドカッと乗って来まして、車内はなんとも芳しいにおいが充満してました。
こういうお店は11時から11時半が閉店。
閉店になると、女の子たちは脱兎のごとくお店を飛び出してゆきました。終電に乗り損ねると大変ですからね。
こういう人たちをターゲットにしたワンルームマンションが中央区に雨後のタケノコのごとく増えました。銀座からタクシーでワンメーターで帰って来れるというので終電を気にしなくていいわけですね。
平成23年12月31日 | 歌詞とMIDIをアップ |
平成24年2月2日 | MIDIの最後の部分「君よさようなら」が間違ってましたので訂正しました。 また、テンポも86から102にアップしました。 |