友よ
戯曲「夜明け前に歌え」より
【作詞】たけいしふもと
【作曲】青山義久
1.友よどんなにつらいときでも
友よ一緒に耐えてゆこう
やがて来る日ににじんだ汗を
実らせるために
*友よ仲間と青春を燃やし
友よ仲間と歩いてゆこう
2.友よどんなに悲しいときも
友よみんなで励ましあおう
やがて来る日に流した涙
報われるために
*繰り返し
3.友よどんなに悔しいときも
友よすべてを怒りに変えよう
やがて来る日に勝利の花を
咲かせるために
*繰り返し
戯曲「夜明け前に歌え」の中の曲らしいですが、全然聞いたことのない曲です。メインテーマなのか、挿入歌なのか?インターネットの各種検索で調べたのですが、ヒットするのはオールナイトニッポンなど、の深夜番組が、もうすぐ夜明け!パーソナリティーのカメちゃん(失礼!今は社長さんですな)がそろそろ上がりだぜ!ってなノリしかありませんでした。
以下、エーちゃんの推測。
時は1968年から69年の日本。1970年の6月23日、日米安全保障条約(通称、安保)の改定をさせちゃあいかん、ということで、国中を二分した激論が交わされてました。その結果、社会党、共産党が議会で進出。共産党は1970年代に民主連合政府を作るんだと、そりゃあもう張り切ってました。その言い分が「連合政権が出来ること」=夜明けであり、だから当時は「夜明け前」という位置づけだったワケですね。「うたごえ」が運動として盛り上がっていたのもこの頃。だから「夜明け前に歌いましょう!」という戯曲が出来たのでしょうね。その中には、このHPでも取り上げている、闘いの中の友情や恋愛などもあたんでしょうね。その友情を歌い上げたのだ、この曲、だと思います。特に3番の「やがて来る日に勝利の花を」の「その日」とは「民主連合政権」が出来る日なのでしょう。
あれから32年。長いような、あっという間のような。その間、日本の夜明けはどこに行ってしまったんだろう。少なくとも、「バブル」によって、時計が逆さ回りしていることは確かですね。早く来い!日本の夜明け!その前に「朝はどこから来るかしら?」
間違っていたら、ごめんなさい。
製作日誌:
平成14年10月13日 | 歌詞のみのUpload |
平成14年11月3日 | MIDIデータβ版を作成しました。 |
平成18年8月1日 | 作詞者の名前が間違ってました。 たかいしふもと→武石梺さんでした。失礼しました。 |