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遠いふるさとへ

【訳詞】穂高 五郎
【作詞】プーシキン
【作曲】ボロディン
【MIDI作成協力】マルちゃん

君はいま去りゆく 遠いふるさとへ
忘れ得ぬひととき 悲しみのなみだ
ひきとめるすべなく 君の胸いだく
ただ別れのときよ ながかれと祈る

悲しみのくちづけ 君は顔そむけ
くらい配流(はいる)の地に さすらうわれ呼ぶ
君の声 いつの日か 青空の下に
オリーブの花ひらく 愛のくちづけを
いまこそ 青き空 かがやきて
みどり 水にうつるところ
君はみまかりぬ
うるわし君の顔 まぶたに浮かびて
やさしきくちづけを いつまで忘れん


故郷を思い死んだ恋人をおもう哀愁漂う歌曲。
人間の尊厳と自由を歌い度々流刑にあったプーシキンの詩に、ロシア国民学派のひとりで、オペラ「イーゴル公」交響詩「中央アジアの草原にて」など東洋的な旋律を持つボロディンが作曲をしたものです。


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製作日誌:
平成19年8月23日 歌詞のみ
平成19年8月29日 MIDIをアップ