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トロイカ
TROJKA
VOT MCHITSYA TROJKA POCHTOVAYA

作曲者名 ロシア民謡
作詞者名 東大音感合唱研究会

走るトロイカ一つ 雪のボルガに沿い
はやる馬の手綱取る 御者の歌悲し

何を嘆く若者 たずねる年寄り
何故にお前は悲しむ 悩みはいずこに

去年のことだよおやじ 好きになったのは
そこへ地主の奴めが 横槍を入れた

クリスマスも近いが あの娘は嫁に行く
金につられて行くなら ろくな目にあわぬ

鞭を持つ手で涙を 御者はおしかくし
これで世も末だと 悲しくつぶやく



トロイカは昔のロシアで特有の三頭立ての馬ぞりです。その鈴の音は特有の哀愁を持っており、皆さんおなじみの「トロイカ」-雪の白樺並木夕日が映える走れトロイカ朗らかに鈴の音高く-のイメージとはかなり違います。このとてつもなく明るい歌詞は、音楽歌舞団「カチューシャ撃B小学校で習ったのはこちらですよね。戦後暗く落ち込んでいる日本で少しでも明るい音楽をという事から、アップテンポのトロイカが出来あがったのです。
ここでは原詩に忠実な東大音感の訳詞をベースに曲調を考えました。
同じような曲で「郵便馬車の御者だった頃」という曲があります。トロイカと同じような、金色夜叉風なストーリの曲です。

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