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うたごえ

【作詞】柏 潤
【作曲】柏 潤

1.いつか聞いた旋律(メロディ)
  よみがえる想い出
  懐かしい友の顔が浮かぶ
  歌集をめくれば
  歌い継がれたまごころ
  秘めやかな恋の思い
  涙さえたぎるほどの怒り
  生き方を決めた小節(フレーズ)
   今ここに集う人たちと
   私は歌う
   肩の力を抜いて
   響けうたごえ
  もしかしたら二度とは
  逢えないとしても
  せめて今日は声あわせ   自由な心で歌うよ

2.愛と別れの苦しみ
  古い異国の悲劇
  汗がほとばしる叫び
  かの人が遺(のこ)す激励(はげまし)
   今ここに集う人たちと
   私は歌う
   脚(あし)に力を込めて
   響けうたごえ
  日々の暮らしの中で
  ひとときの安らぎ
  だから今日は声あわせ
  手作りの場所で歌うよ
  手作りの場所で歌うよ


亀戸なつかし会で柏さんと(H16.1.31)


平成16年1月31日、亀戸の「なつかし会」のうたごえ喫茶にお邪魔させていただいた時に、八王子の「ふる里」が団体さんで押しかけてきておりました。宴もたけなわ、ギター片手の男性がやおらステージに歩み出て、弾き語りで歌いだしたのが、この曲です。そのものズバリ。これ以上分かりやすいものがないというくらいのタイトル「うたごえ」でした。
ゆったりとした三拍子のスローバラードですが、たったこれだけの短い時間に言いたいことが全部入っている、という素晴らしい詞です。
大阪の人なら、「いつか聞いたメロディー、ってナンジャイ、具体的に云わんか!」とか「古い異国って、どこじゃい」と突込みが入るんでしょうが、そこはそれ、関東のお上品な奥ゆかしい所が、なんともエーちゃん好みですな。いや、別に関西に喧嘩を売っているんじゃございませんので、その辺は、その...あの...よしなに。

前奏が8小節、Fluteを中心したものです。その後、String系の主旋律が入ります。
間奏が、またFluteで16小節入ります。
2番というより「後半」という言い方のほうが正しいのだと思います。メロディ的にも単純な繰り返しではないようです。

JASRAC情報はまだありません。昨年作られた曲だそうです。

製作日誌:
平成16年2月2日 歌詞とMIDIをアップ
平成16年2月11日 東京・亀戸のなつかし会会場で柏さんやふる里の方々と一緒に撮影した写真をアップ。(Thanks to maru-chan)