うた/春を夢見た労働者に捧げる歌
【作詞】山ノ木竹志
【作曲】山ノ木竹志
【編曲】たかだりゅうじ
【MIDI製作協力】マルちゃん
なつかしい愛のうた 聴かせてくれ
あの日この町で歌ってくれたうたを
・死んだ親があとに残す宝物は何ぞ
力強く 男らしい それは仕事のうた
力強く 男らしい それは仕事
厳しく長い夜 あの愛のうた
いつも口づさんでた こころの中で
今よみがえる 思い出の私のハルよ
なつかしいあのうたを 歌ってくれ
あの日この酒場で歌い合ったうた
・エフ ドゥビーヌシカ ウフ ニェム
エフ ゼ リョナ ヤサー マバイ ジョーバ
ジョル ニェムバイ ジョート
厳しく長い冬 あのドゥビヌーシカ
いつも口づさんでた こころの中で
今よみがえる夢よ 祖国のハルよ
今よみがえる夢よ 私のうたよ
季刊「日本のうたごえ」No.144の「楽譜紹介」より。
「劇中劇」というのがありますけど、「歌中歌」とでもいうのでしょうか。
こういうコンセプトでは、三青が以前取り組んだ「うた」という曲もあります。
ところで、その「歌中歌」ですが、1番は「仕事のうた」、2番は「ドゥビヌーシカ」
どう違うかというと、「仕事のうた」では、
「力強く男らしい それは仕事のうた」(津川主一訳の3番)の部分を繰り返しますが、
「ドゥビヌーシカ」では、同じメロディ部分は「忘れられぬ歌はひとつ それこそ仕事のうた」(合唱団白樺訳の1番)になるのですが、繰り返しはありません。
そこで気になるのは、うちの「仕事のうた」のところで記載してますが、「男らしい」の部分の、最初と繰り返しではメロディが違ってます。
ところが、ここでは、同じメロディになってますね。
さて・・・、今度、山ノ木さんにお会い出来る機会があったら、訊いてみよ~ぉ。
それから、「ハル」って?「春」?ハルさん?
【H21.7.20】
上記の疑問について、高田龍二さんから連絡をいただきましたのでご紹介します。
「仕事の歌」は新江さんが書いたメロディ、そのままの状態にしています。
私も同じことを思っておりましたが、彼は2002年ごろ、ロシアに行ったときにこの曲の発想をしているそうです。
実際のメロディはどちらが正しいのか調べてみましょう。
「ハル」は春ではなく「青春」です。
♪わたしの青春よ という詩文になります。
JASRAC登録中
製作日誌:平成21年4月25日 | 歌詞のみ |
平成21年5月8日 | MIDIをアップ ところで、作曲の山ノ木竹志さんは、現在闘病中とのこと。 「人間のうた」を作った時も入院していたと聞いてます。 元気にうたごえに復帰することを願ってます。 |
平成21年7月20日 | コメントの追記 |