バルカンの星の下に
【作曲】ブランテル BLANTER MATVEJ ISAAKOVICH
【作詞】ISAKOVSKIJ MIKHAIL VASILEVICH
【訳詞】楽団「カチューシャ」
ブランテルはカチューシャなどのロシア民謡で有名な作曲家。この曲は第二次世界大戦の直後の昭和20年に作曲され、昭和24年に日本に紹介されています。
大戦の末期、ブルガリアをナチスの手から解放し、遠くバルカン半島まで進駐したソビエト軍兵士が、ドナウ川を見つめ、星空を仰ぎながら、祖国への望郷の念にかられているところを歌ったものです。
大戦での勝利が確実になっている頃の歌ですから、必然的に明るい曲想になるんですね。
ところで、曲名ですけど、「バルカンの星の下で」という言い方もあるようです。
(このMIDIを作成するのに参考にした「世界抒情歌全集」では、そうなってます)
さらに、2番の1行目(このページでは歌詞が掲載されてませんけど、ソースをご覧になってください)、「はるばる越えし」が「はるばる越え来し」になってます。
「越え来し」の方が、上述のような背景ではぴったりくると思います。
製作日誌:
平成15年3月9日 | 歌詞のみ |
平成15年7月6日 | 池ヶ谷さんのご指摘で歌詞を訂正。 2番 忘れがたき→忘れざりき 4番 恋し故郷よ→恋し故郷 |
平成21年7月5日 | MIDIを全面的に作り変えました。 間奏はトミで歌っているものをコピーしましたけど、アコさんと歌があってないんですよね。 今度、行った時にでも、小倉先生に確認してきます。 |
平成21年9月21日 | ソースにある歌詞の4番で「星の下に」になってました。 MAEDAさんからご指摘をいただきました。ありがとうございます。 |