ヴォルガ下り
【訳詞】楽団カチューシャ
【作曲】ロシア民謡
1.豊かにあふれてながれゆく
母なるヴォルガ
歌声たかくこぎゆくは
ステンカラージンの船
2.河上はるかに空は荒れて
逆巻く波間に
舟はただよい流れ行く
嵐は近し
3.へさきに立ちてステンカラージン
雄々しく叫びぬ
いでやつわもの力こめ
漕ぐ手をいそげ
4.歌え母なるヴォルガの歌
広けくはるかな
わが幸のことヴォルガの
歌をうたわん
5.未来を語りて希望に満ちる
舟人とともに
母なるヴォルガの歌を
高らかにうたう
6.豊かにあふれてながれゆく
母なるヴォルガ
果てしもなく流れ行く
母なるヴォルガ
ヴォルガの歌は、やはり「エイコーラ」=ヴォルガの舟歌ですね。当HPではまだ取り組んでませんが、こっちが先になってしまいました。
エーちゃん所有のCD「ロシア民謡 ベストコレクション」では、「母なるヴォルガを下りて」というタイトル。その解説によりますと、ヴォルガ河に進出したドンRサックの首領ステパン・カラージンをたたえた長―い詩の、その最初の一節だけに壮大な旋律がつけられたものです。ドンRサックというのは、ドン河の流域に住む逃亡農民の集団です。その首領がステパンJラージン。歌詞の中ではステンカラージンとなっており、そのものズバリの「ステンカラージン」という曲もありますね。
ヴォルガ河はモスクワも北西250km(ちょうど東京から新潟の位置関係です)の地点から、カピス海に至るヨーロッパ地域最大の川です。
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