私の焚火 MOJ KOSTER
【原曲】ロシア民謡
【訳詩】音楽歌舞団カチューシャ
1.夜霧にまたたき もえる焚火よ
思い出しのびて われはたたずむ
2.遠い草原(くさはら)の 天幕のかげ
花摘みうたいし ジプシーの娘
3.別れに結んだ あの肩掛けよ
とび色の瞳 忘れられぬ君
4.明日は何処に 旅ゆくジプシー
二人のさだめを ああ誰ぞ知る
5.はるかに偲ぶは かわいい娘
今宵もうたうか なつかしき歌
6.夜霧にまたたき もえる焚火よ
思い出しのびて われはたたずむ
夜霧の中で焚火を見つめながら今は去って行ったジプシーの娘との恋の思い出を偲ぶ若者の歌...と私のネタ本に書いてあります。けど、ジプシー(最近ではロマと呼んでますね)って、そんなにロマンの対象になるんだろうか。
この曲の作られた19世紀は、ジプシー音楽など一定の文化を担ってますが、今では「地球の歩き方」を読んでいると「ジプシーに気をつけましょう」のたぐいのいいイメージはないですね。エーちゃんもイタリア・フィレンツェで「ビーナスの誕生」を見ようと美術館で行列を作っていたところ、「地球の歩き方」で警告している通りの、母親らしき人物は赤ん坊をかかえ、数人の7-8才の子供がダンボールを抱え、200%私たちはスリの一団ですと言わんばっかりに近づいてきたときには思わず笑ってしまいました。でも彼らのテクはたいしたもんで、私の友人も、パリのモンマルトル広場や、ミラノのドゥオモ前の広場でやられてます。実は、エーちゃんの奥さんも、パリの地下鉄でハンドバックから見事に財布を抜き取られてます。それと思しきときに、エーちゃんは奥さんのことをじっと見詰めていたんですが、その瞬間は分かりませんでしたね。
Anyway...いまや、世界で800万人といわれるロマニー。英語のジプシーの語源はエジプト人。フランス語ではジタン。フランス語ではボヘミアン。フラメンコは南スペインのアンダルシア地方での彼らの音楽・舞踏ですね。
製作日誌:
平成14年12月22日 | 歌詞・MIDIデータを作成 |