私を責めないで
【訳詞】関鑑子
【原曲】ロシア民謡
1.まことの愛にもえて
すべて捧げし君
愛のあわれ知りてよ
君 責めるな我を
2.消えゆきしほほえみ
豊かな黒髪よ
美わし我が若き日
いずこに消えゆきし
3.さざめくさやかな声
今は消えてさみし
全て君に捧げし
今は かげもなく
4.悲しみは忘れよう
彼を許そう 今は
我を責めるな君よ
苦し 苦し我を
【訳詞】ふじえだたかし
1.若気の過ちでした
わたしを責めないで
命をかけた恋も
今ははかない夢
2.どこへ消えたのでしょう
昔の面影は
豊かな髪は失せて
ほほの色もあせた
3.おとめの笑い声は
青春のたのしさは
すべて燃え尽きた
恋のほのおとして
4.わたしを捨てた人を
許してあげましょう
すぎた恋の悲しみ
早く忘れましょう
どうも身につまされるような歌詞です。特に、ふじえだ版は
この曲は、ピョートルⅠ世(在位1682‐1725年)のあとのロシア貴族の社交界で即興的に作られた物語の代表曲ということです。
ロマノフ朝のこのピョートルⅠ世は西洋化を推進した人物であり、そのターゲットはフランスのサロン文化。そこでは男と女の惚れた好いたの世界が繰り広げられていたのでしょうね。
製作日誌:
平成16年12月20日 | 歌詞のみ |
平成16年12月31日 | MIDIを作成 ふじえだたかしの訳詞を併載しました。 |