山の大尉
【訳詞】牧野 文子
【作曲】イタリア民謡
【MIDI製作協力】マルちゃん
山の大尉は傷ついた 部下の山岳兵達に
「もう一度ここで逢いたい」と
息たえだえにことづけた
山岳兵はことづけた
「靴がないので歩けない」
「靴をはいてもはかんでも
山岳兵に逢いたい」と
陽はさし昇る山の朝 山岳兵は訪れた
「大尉殿何の命令です
われらはここに着きました」
「私の体を五つに
切ることを命じます
初めのそれは 皇帝へ
部下の兵士の記念にと」
「第二のそれは連隊に
大尉であった記念にと
第三のそれはわが母に
息子の兵の思い出に」
「第四のそれは愛人へ
わが初恋の思い出に
最後のそれは山々へ
ばらで山をおおうため」
山の好きな人ならいいですけど、山岳警備隊とか、仕事としては大変なんでしょうね。
精々ハイキング程度しか山には入りませんが、その昔、戦国時代でも、山をこえて進軍するような場面があり、ハイキングをしながら、あの稜線をこえて、また更に・・・なんて思うと、つくづく戦国時代に生まれなくてよかった、と思います。
ドイツに駐在時代~もう15年以上も前ですけど、夏休みにマッターホルンまで行きました。
こっち側がスイスで、あっち側がイタリア。遠くにモンブランが見えて(たかな?)その向こうがフランス。その反対がオーストラリア、という風に、国がまたがっているところでは国境警備がこういう山岳兵がやっていたとのことです。
で、なんで大尉さんは傷ついたのでしょうか。
2番のシチュエーションがよく理解できません。それにしても、部下も部下で、しょうもないことでブツブツいうもんですな。
製作日誌:
平成20年3月29日 | 歌詞のみ |
平成20年4月7日 | MIDIをアップしました。 曲の雰囲気は、負傷した大尉の言葉を伝えに行くわけですから、もっと深刻な感じなんでしょうけど、うたごえ喫茶では、こんな感じに楽しくなってしまってます。 |