ローレライ

オルゴール版ローレライ

作詞 ハインリッヒ・ハイネ
作曲 ジルヘル
訳詞 近藤 朔風

なじかは知らねど 心わびて
昔の伝説(つたえ)はそぞろ身にしむ
寂しく暮れ行く ラインの流れ
入り日に山々 赤く映える

美わし乙女の 巌頭(いわお)に立ちて
黄金の櫛とり 髪の乱れを
梳きつつ口ずさむ 歌の声の
くすしき魔力(ちから)に 魂(たま)もまよう

漕ぎ行く舟人 歌にあこがれ
岩根(いわね)も見やらず 仰げばやがて
波間に沈むる 人も舟も
怪(くす)しき魔歌(まがうた) 歌うローレライ

ヨーロッパの三大がっかりとは

ローレライ(Loreley)
悠長なライン下りをしているといつの間にか通り過ぎてしまうほど大したことのない場所

小便小僧(Mannequin Piss)
ベルギー・ブリュッセルの街中にあるけど、わざわざヨーロッパまで行ってみることのほどでもない。JR浜松町駅のもので十分。
同じ市内にある、小便小娘のほうが、興味ある。

人魚姫(Little Marmaid)
デンマーク・コペンハーゲンの町の北の外れにある。かなり小さな像で、「なああんだ...小せいの」と、がっかりしてしまう。もっとも、クジラみたいなGiant Marmaidでは、興ざめだけど。

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