小さな日記

【作詞】原田 晴子
【作曲】落合 和徳
【MIDI作成協力】マルちゃん

小さな日記に つづられた
小さな過去の ことでした
私と彼との 過去でした
忘れたはずの 恋でした

ちょっぴりすねて 横向いて
だまったままで いつまでも
やがては笑って 仲なおり
そんなかわいい 恋でした

山に初雪 降る頃に
帰らぬ人と なった彼
二度と笑わぬ 彼の顔
二度と聞こえぬ 彼の声

小さな日記に つづられた
小さな過去の ことでした
二度と帰らぬ 恋でした
忘れたはずの 恋でした


なんというか、あまりにも悲しい曲ですね。
昭和46年に今の会社に入って、当初は、売掛金の会計処理の仕事をしていたのですが、ある土曜日の午後。みんなで残業しているときに、何気なくこの曲を口ずさんでおりましたら、隣の、買掛金の担当の女性、そのころもう27歳くらいの方(エーちゃんから見るとオバサンでしたが、とっても素敵な方でした)が突然泣き出してしまいまして、周りにいた10数人の仲間とまわりを取り囲んで、「どうしたの?」ってワイワイ騒いだ記憶があります。
一応31歳くらいの主任さんが場をとりなしたのですが、それがまたカッコいいんですね。
「よっしゃ、こうならなくっちゃ」と思ったんですが、あっという間に何事もなく30歳代は過ぎてしまいました。

35年前の話です。
まだ、土曜日は半日出勤で、給料は現金でもらって、電話交換手さんがいて、電卓はフロアーに一台だけあって、基本的にそろばん。ぐるぐる回す計算機も1台だけありましたね、よう、使えんかったけど。
ゼロックスは会社に一台。身近にあるコピーというと湿式青焼き。ゼロックスのとなりに、乾式青焼きがあり、これがまた臭いのなんの。アンモニアか何かを現像液として使っていたんでしょうね。
大量に(と云っても10枚くらい)印刷する時は、「バンダ」とかいう、紫色の字で印字できるものを使ってましたね。謄写版はありませんでした。
そんな旧態たる事務所でしたが、残業の時に鼻歌なんか唄っていたんですね。のどかな時代でした。

1968年フォーセインツの曲です。

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年5月9日 歌詞のみ
平成18年5月10日 MIDIをアップ。
いつも歌っているメロディとちょっと違いますね。フォーク・歌謡曲系は全音の楽譜からMIDI化しているのですが。
ハモリの部分は適当です。いつもうたごえ喫茶で歌うときに誰かがこんな風に歌ってます。
前半は、多分これであっていると思いますが、後半2行がちょっと??な状態です。