道化師のソネット

【作詩】さだまさし
【作曲】さだまさし

笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
僕たちは小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
時の流れを下って行く 舟人たちのようだね
君のその小さな手には 持ち切れない程の哀しみを
せめて笑顔が救うなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ
笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている

僕等は別々の山を それぞれの高さ目指して
息も吐かずに登って行く 山びと達のようだね
君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うなら 僕は道化師(ピエロ)になろう
笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから

笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために

笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために


さだまさしの1980年の叙情感あふれる曲です。
映画『翔べ イカロスの翼』というさだまさし自身が主演したキグレサーカスに実在したピエロの話を映画化したものの主題歌です。

ソネット(Sonnet)というのは、ヨーロッパの抒情詩の代表的な詩型のひとつで、イタリアのダンテなどによって完成されたといわれてます。
その形式は、14行詩で、普通は、4-4-3-3行の4連からなります。
この曲の場合は、当サイトでは、2行を1行で入力してますけど、4-4-2-2-2行形式ですね。

因みに、SO-NETは、ソニーのネットワークです。念のため。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年5月7日 歌詞のみ
平成20年6月16日 MIDIをアップ
平成21年7月25日 主題歌だった映画について追記です。