学生街の喫茶店

【作詞】山上 路夫
【作曲】すぎやまこういち

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聞いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は 聞こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に 枯葉が
音もたてずに 舞っていた
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と 君と 君と


ガロのヒット曲です。この曲以外に、どんな曲があるんだろう? 楽譜のクレジットでは、1972年のリリースです。と言うことは、エーちゃんはもう、社会人だったんですね。

わが、埼玉大学は埼玉県にありまして、最初の2年間の教養部は北浦和、経済学部は浦和、4年のときに新大久保に移りましたが、最寄の駅は北浦和でした。
学生街なんて感じじゃなくって、駅前の飲み屋は「サラリーマンコンパ」。当時、カウンター式の飲み屋が流行ってまして、「コンパ」チェーンの一つがあったってワケです。
ジンのボトルキープが500円。ライムで割って、ジンライムにしてもらうと30円。おつまみがサキイカが100円くらいだったかな。要するに、ボトルが入っていれば、500円あれば2-3人で飲めましたね。
駅前の喫茶は、「ベニス」とその隣が「蔵王」だったかな?(ネェマルちゃん)
ベニスではコーヒーが80円。
あるとき、経済学部の仲間(生協をやっていたヤツですけど)が、教育学部の女の子を連れて銀座でデートしてきたんですけど、銀座のコーヒーが120円もしたって、憤慨してましたっけ。浦和と銀座の価格差が50%もあったんですね。

ま、いまなら時効ですからバラしちゃいますけど、この写真の右から2人目のヤツと、左から4人目の女性です。
4年間、ず~~っと仲良くしていたようですけど、その後は知りません。

因みに、エーちゃんはですね、どれでしょう?
日うたのパクリのようなバックの絵はエーちゃんが作ったんですよ。
当時の「生協まつり」のイベントの一つでした。

北浦和の西口ですけど、43年頃にきれいに改築されましたけど、入学した42年当時はまだ木造の駅舎でした。
街路樹なんてあるわけないし、(ん?あったかな、柳かなんかが)

この曲の喫茶店のモデルは御茶の水の明治大学界隈といわれており、「丘」説、線路沿い説などいろいろあるらしいです。
ウチの家内は、明治の短大だったんですが、「丘」説には否定的です。五階建ての全館喫茶店というで、サークル活動やゼミをやっており、とにかくゴチャゴチャしており、「田園」「ウィーン」なども含めてそんなところで「君とよく~」なんてありえない、というのです。

5月中旬から、歌謡曲・POPS・フォーク20曲をMIDI化しました。
マルちゃんにも手伝ってもらって、この曲で一応の一区切りです。
選曲の基準は、さんたま屋さんで使っている歌集で、ウチになくて、楽譜が入手できて、JASRACの許可のでる、というもの。
(上を向いて歩こう、は著作権の関係で、MIDI化できないんです)
その歌集ではまだ75曲がMIDI化されてませんが、その内、オイオイと・・・・

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年6月25日 歌詞のみ
平成18年7月1日 MIDIを作成
なごり雪など、うちにない楽譜は、YAMAHAのeMusicCLUBでネット購入してます。
1曲200円なんですけど、400円払うと、月5曲までダウンロードできると言うので、払ったんですが、あまりダウンロードしたいような曲が少ないですね。
この曲は、ギター譜だったのですが、間奏のSopranoSaxの部分もちゃんと譜面になっており、MIDI化作業はやりやすいですね。