原爆反対のうた

【作詞】伏木甲子
【作曲】伏木甲子

祖国の山河(やまかわ)は
無残にも荒され
朝に夕(ゆうべ)に
原子の雨ふる
幾万の同胞は
不治の病に
貴き一生をば
葬り去りぬ
世界の人が
また犠牲に
ならぬため
平和の日のため
僕達は
強くたたかおう


1955年4月7日に創刊された「うたごえ新聞」の「みんなの歌」に紹介された曲です。
現在「2009年原水爆禁止国民平和行進」が日本中で網の目のように進行しています。
東京→広島コースでは、うたごえとして初めて90日間の通し行進者が参加しています。
エーちゃんと同じ年代で、昨年8月に定年を迎えて、それを機会に、やってみようということになったそうです。松本英治さん、デボさんの愛称の兵庫からの方で、行進の様子をブログに綴っています。是非覗いてみてください。
http://utagoenet.com/modules/popnupblog/index.php?param=1

一方、この曲がうたっている、原爆症については、国の責任を矮小化した行政がおこなわれており、「被爆者」の認定をかたくなに限定的におこなっています。
認定されない被爆者は、原爆症認定申請したにもかかわらず却下されており、そこで、各地で原爆症認定訴訟がおこされており、これまでに原告側が17連勝。
国は負け続けているにもかかわらず、都度、上告をおこなっています。
5月26日午前10時に、東京高裁での判決がでます。注目したいですね。

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製作日誌:
平成21年5月23日 歌詞とMIDIをアップ