ひとつぶの種

【作詞】石原 いっき
【作曲】藤原 富枝
【MIDI演奏】はるかサン  楽譜はこちら

荒れはてた大地に
種をまいたのは
名もない人々
緑がしげり 花が咲くことを
信じていたから

  種をまこう ひとつぶの種でも
  やがて緑が芽ぶき
  心はげます 花咲くように

果てしない山河に
種をまいたのは
名もない人々
流れは清く すべてを潤し
生命(いのち)が甦る

  種をまこう ひとつぶの種でも
  いつか緑があふれ
  鳥のはばたき きこえるように

  種をまこう ひとつぶの種でも
  あしたも緑がのびて
  みんなが明るく なるように


(作曲者のことば)
深浦のうたごえ参加記念として創作しました。(2003.10.8~17)
ロシア風のつもりで作りました。随分違いますが、イメージは「心さわぐ青春の歌」です。。
最初、エーちゃんからの指摘でいくつかは変更しました(エーちゃんいつもありがとうございます<(_ _)>)。 12日の朝、亀戸なつかし会の方が演奏をしてくださり、亀戸なつかし会の演奏陣、歌手の唐土さん、ピアニストの方からも意見を頂戴しました。ありがとうございました。
「たねをまこう」の「たね」が最後まで難関でした。エーちゃんは「た」を思い切り下げる提案でしたが、私は自然な言葉のアクセントにこだわりました。しかし、アクセント通り「た」を高くしたEで始めるのはうたいにくい。上から歌うのなら全体を低く移調してからでないと歌えない、と皆さんから教えていただき、移調しましたら、一番低い音がFになってしまいました。アルトの私は低いFでも楽に出ますが、誰にでも出る音ではありませんのでその部分の推敲も合わせて行いました。(藤原 富枝)

コード進行がAm→G→F→E7という、いわゆるWalk Don't Run(Ventures)タイプ。歌いやすい、ノリやすいメロディーですね。寝ていてもメロディーが浮かんでくるくらい覚えやすさも備えてます。
こういう曲が新しいうたごえとして残っていってくれたらいいなあと思います。

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年10月19日 MIDIと歌詞
平成15年10月22日 作詞者の石原いっきさんからタイトルは「ひとつぶ~」とかなである旨指摘を受けましたので訂正します。
《Quote》
「一粒の種」ロシア風のメロディでとても懐かしさを感じました。後半の部分が印象に残ります。何かの機会に歌っていただけるようでしたら大変嬉しいです。大分前のものですので、直したいところもあるのですが、できましたら、タイトルだけでも「ひとつぶの種」とひらがなにして頂けたらと思っております。(詩の中の部分も)宜しくお願いいたします。
《Unquote》
平成15年11月12日 作詞者の石原さんのアドバイスで曲が一部手直しされましたので、MIDIデータも修正しました。
平成15年11月14日 第3版修正が入りましたのでアップします。キーボード演奏のままのMIDIデータに手を加えてクロックなどをあわせてます。多少機械的な感じがしないでもないです。
平成15年11月17日 リアルタイム録音の演奏のしなおしです。MIDIクロックに手を加えてませんので、はるかサンの演奏のままのデータです。
平成15年11月19日 リアルタイム録音の演奏をクオンタイズ修正しました。
平成16年9月13日 楽譜サイズを縮小しました。
平成19年8月25日 JASRAC情報を追記