異邦人
【作詞】久保田 早紀
【作曲】久保田 早紀
【MIDI作成協力】マルちゃん
子供たちが空に向かい
両手をひろげ
鳥や雲や夢までも
つかもうとしている
その姿は 昨日までの
何も知らない私
あなたに この指が
届くと 信じてた
空と大地が 触れ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでいる道
あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの異邦人
市場へ行く人の波に
からだを預け
石畳の街角を
ゆらゆらとさまよう
祈りの声 ひずめの音
歌うようなざわめき
私を置き去りに
過ぎてゆく白い朝
時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく 不思議な道
さよならだけの手紙 迷い続けて書き
あとは悲しみをもてあます 異邦人
あとは悲しみをもてあます 異邦人
ニューミュージックのシンガーソングライター久保田早紀の1979年のデビューヒットで、ザ・ベスト・テンでも連続トップという記憶があります。
特に、かわいいパペットがバックで踊りを踊っていた演奏は印象に残ってます。
80年を前後して、ニューミュージックという言い方が出回ってきて、手持ちの「青春のフォーク名曲大全集」でも、他に長渕剛(順子などの初期)などの曲をニューミュージックと称しているようです。
ウキペディアでは、ニューミュージックを3期に分けてますが、どうも違和感があります。
確かに、井上陽水は、フォークじゃないし、歌謡曲でもポップスでもない、だから、ニューミュージックというわけですかね。ちょっと安易なネーミング。
うたごえ的には、最近、新宿ともしびでも「うたの世界」2006年版補遺に取り上げられており、お店でもよく歌われています。
リリース当時の1979年頃は、8トラックテープカラオケのはしりで、よく歌っていた記憶があります。しかし、カラオケは基本的にひとり舞台。一方のうたごえはみんなで歌うというコンセプト。この曲、そういう風に考えますと、うたごえ喫茶にもぴったりする曲想・雰囲気をもってますね。
平成19年5月20日 | 歌詞のみ |
平成19年6月7日 | MIDIをアップ |
平成19年6月9日 | 一部伴奏コードが半音ずれておりましたので修正。 |