一瞬の「いま」を

【作詞】林光
【作曲】林光

マツユキ草が咲いた
十二の月の贈りもの
まふゆの中の四月
ものみな春をうたう
*一瞬の「いま」を
 千秒にも生きて
 このうれしさを
 胸に刻もう

マツユキ草をおとり
十二の月の贈りもの
凍った「とき」の流れは
すぐに溶けて走りだす
*(くりかえし)


「森は生きている」から

12月の終わり、明日は新年という寒い冬に、わがままな女王様のおふれで4月に咲くマツユキ草を探して森に入った娘。マツユキ草を摘んで帰らなければ、もう家に入れてもらえない・・・
すると12月のお兄さんたちに出会い、つかの間の4月の季節をもらってマツユキ草を摘むことができます。
「森が生きている。自然の掟を人間が犯すことは許されないんだよ。でも、今日だけは特別だ。優しい娘さん」

ということで、ハッピーエンドのような形ですけど、もし、この娘さんが12月のお兄さんたちに出会えなかったら・・・
女王様の言いつけが実現できなければ新年を迎えられないということは、12月32日になるということなんでしょうね、ってウチの娘が、小学生のころに見たという映画だかの鑑賞記であります。

JASRAC情報
製作日誌:
平成22年3月11日 歌詞のみ
平成22年3月12日 MIDIをアップ