いとし子よ

【作詞】小森 香子
【作曲】原田 義雄
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

いとし子は 今ひらく花のように
私を信じて ひとみをあげる
いとし子は いつかその足で立ち
私をふりかえり そして出てゆく
*この両手の重み それは地球の重さ
 この胸のぬくもり 抱きしめて
 この両手の重み それは地球の重さ
 この胸のぬくもり それは愛

出てゆく世界が どんなところか
心痛めるばかりの母にはなるまい
出てゆく世界が戦火で血ぬられ
泣いて見送る母には決してなるまい
* (くりかえし)

いとし子よ おまえの未来つくるのは
今私たちが手をとりあうこと
いとし子よ おまえと歩むために
今私たちは声をあげる
* (くりかえし)

 


1980年8月16日付けの「新婦人とうきょう」に掲載された詞に、翌年大阪の原田義雄が曲をつけ、NHKみんなの歌にも推薦された曲です。

小森香子の作詞「青い空は」の一節に「♪命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて」と言うところがありますね。
この曲を聴いた小さな子供が「命の重さってどんな重さ?」と母親に聞いたときに、母親は思わず我が子を抱きしめて「このあなたの重さが、命の重みよ。地球上の生きているものみんなの重さ、地球の重さよ」というはなしから作られたとのことです。

 ♪この両手の重み
  それは地球の重さ
  この胸のぬくもり
  それは愛

日本中の、世界中の子供たちに対する、小森香子のおさえようのない気持ちを訴えていますが、実は、この1980年4月に愛娘さんを山で失っているそうです。

ところで、「いとし子よ」で検索しましたら、こんなブログを見つけました。
さびしんぼうのブログ♪
まあちゃんのブログ

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年10月3日 歌詞のみ
平成18年10月5日 MIDIをアップ
所々に雨水がたれるような耳障りな音が入ってますが、FretNoiseといって、ギターのコードが切り替わるときの弦が擦れるおとです。
なんでこんな雑音みたいなもの、って思われるでしょうね。
うたごえ50年CDのイメージで作ってみました。
平成18年10月6日 3番で半音上げました。