鎌倉

【作詞】芳賀 矢一
【作曲】文部省唱歌

七里ヶ浜の磯づたい
稲村ヶ崎名将の
剣(つるぎ)投ぜし古戦場

極楽寺坂越え行けば
長谷観音の堂近く
露坐(ろざ)の大仏おわします

由比の浜辺を右に見て
雪の下村(したむら)過ぎ行けば
八幡宮(はちまんぐう)の御社(おんやしろ)

上るや石のきざはしの
左に高き大(おお)銀杏
問わばや 遠き世(よよ)々の跡

若宮堂の舞の袖
しずのおだまきくりかえし
かえせし人をしのびつつ

鎌倉宮にもうでては
尽きせぬ親王のみうらみに
悲憤の涙わきぬべし

歴史は長き七(しち)百年
興亡すべて夢に似て
英雄墓はこけ蒸しぬ

建長円覚古寺の
山門高き松風に
昔の音やこもるらん


明治43年「尋常小学読本唱歌」に発表。

鎌倉のデートコースの案内みたいな曲ですね。
スタートは江ノ島
江ノ島電鉄で西方面で3つ目が「七里ガ浜駅」

七里ガ浜
↓1.3km
稲村ケ崎
↓2.1km
長谷観音
↓700m
由比ヶ浜
↓2.4km
鶴岡八幡宮

若宮堂(八幡宮内の舞殿)

鎌倉宮
↓700m
頼朝の墓
↓1.9km
建長寺
↓1.7km
円覚寺
↓700m
横須賀線・北鎌倉駅

以上約9km+α(境内の散策は計算してません)の散策ですけど、いかがですか?

JASRAC情報
製作日誌:
平成24年8月9日 歌詞のみ
平成24年8月11日 MIDIをアップ