キャンプ小唄

【作詞】島田芳文
【作曲】古賀政男

山の朝霧 茜の雲が
そっとなびいて 東雲千里
鳴くは裾野の 放し駒
キャンプキャンプで
一日明けた
明けりゃ 朝餉の舌鼓

空に一刷毛 眉引く雲を
呼べば答へる 山彦木魂
お花畑は 花盛り
キャンプキャンプで
山中暮らし
胸は溌剌 気は朗ら

ロッククライミング 高嶺の花を
たずね尋ねて ピッケルたより
刻むスパイク 峰づたい
キャンプキャンプで
深山で暮れりゃ
山の神秘も 身に沁みる

赤い夕陽が 端山に沈みゃ
ファイア囲んで 話しがはづむ
テント覗くは 嶺の月
キャンプキャンプで
ごろりと寝てりゃ
夢に鈴蘭 香が薫る


昭和6年、藤山一郎の曲です。
2番のあとに、ちょっと長めの間奏。
1番、3番のあとの間奏は前奏の短縮版。
そして、長いのがEnding。2番の後の間奏+前奏と続きます。
藤山一郎も、4番まで歌い終わったけど、しばらく直立不動だったのでしょうね。
その間、なんと34秒!

JASRAC情報
製作日誌:
平成24年8月23日 歌詞とMIDIをアップ