仲間のうた
作詞 大江将精
作曲 荒木 栄
重たい雪を真っ白にかぶった
あの炭坑(やま)にもこの街にも
そのどこかで どこかで
春を待つ準備をしている
小さい草たちが 草たちがいるよ
あらし吹いて うちたたいていった
あの炭坑にも この街にも
そのどこかで どこかで
春を呼ぶ準備をしている
一人一人の仲間がいるよ
泥の靴が踏みにじっていった
あの炭坑にも この街にも
そのどこかで どこかで
花咲かす 準備をしている
仲間のうたごえが うたごえが するよ
三池闘争は1960年9月に終結します。しかし11月に再開された構内作業に職場復帰をしても差別と重労働をが待ってました。その12月に筑豊地方にはめずらしい大雪が降りました。こうゆう時系列的な背景を理解してこの詩を改めて読みますと、上山田炭鉱の詩人大江将精の詩は、労働者の不屈な闘志を歌い上げていることが分かります。
製作日誌:
平成12年8月12日 | オルゴール版の作成 |
平成14年11月19日 | 歌詞だけ作成 |
平成14年12月1日 | MIDIデータβ版を作成 |
平成14年12月8日 | マルちゃんのご指摘で「あの山にもこの街にも」の「山」を「炭鉱」に修正 |
平成17年10月4日 | MIDIを大幅に見直し 1.前奏とEndingを作り変え 2.そのどこかで~からrit.を追加 3.主旋律とサブの音量のバランスを調整 4.最後のブチ切れを修正 5.伴奏パターンの変更 6.3番、「どぉろ~の~」じゃなくて、「どろの~~」なんです。 |
平成18年4月3日 | 炭鉱を炭坑に修正。大阪・さっとんさんからのご指摘です。有難うございました。 |