おいで一緒に

【作詞】パブロ・ネルーダ Pablo Neruda
【作曲】ディナ・ロッド
【訳詞】麦笛の会・笠木 透

*私の国には 山がある
 おいで一緒に わたしたちと
 私の国には 川がある
 おいで一緒に わたしたちと

1.山にのぼるのは 悲しいから
  おいで一緒に わたしたちと
  川をくだるのは 淋しいから
  おいで一緒に わたしたちと
   *くりかえし

2.苦しみばかり 続くとも
  おいで一緒に わたしたちと
  私と同じ あなたたち
  おいで一緒に わたしたちと
   *くりかえし

3.この闘いは きびしいだろう
  けれどあなたは 行くだろう
  この生き方 きびしいだろう
  けれどあなたは 行くだろう
   *くりかえし

  おいで一緒に わたしたちと


1971年にノーベル平和賞をもらったパブロ・ネルーダの詩を麦笛の会と笠木透さんが翻訳して紹介してます。パブロ・ネルーダ(1904~1973)はチリの「愛と革命の偉大なる詩人」と称されてます。インドの外交官、共和派に組したスペイン内戦と世界を転々として、帰国後共産党の推薦で上院議員になってます。弾圧により亡命を余儀なくされましたが、アジェンデ政権でパリ大使に。そのときに「ニクソン殺しの勧め」という政治詩を書いてます。しかし、そのニクソンに裏で操られたピノチェトクーデターでチリの人民連合政権が転覆された直後の1973年9月23日に首都のサンチアゴで,波乱に富んだ多産な生涯の幕を閉じてます。
この曲は、笠木透さんの訳詞で紹介され、横井久美子さんが歌っております。

(2002.5.27追記)
試作段階ではテンポを♪=70、メロディをピアノにしていましたが、現物を聴いてみると、緩やかに穏やかに歌われていますので、テンポを60に落とし、メロディも柔らかくなるようにString系で仕上げました。伴奏もシンプルなギターのアルペジオでしたが、MIDIのデータ演奏としてはちょいと寂しすぎるので、試作のまま、ダンス音楽Smooth系にしてます。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成14年5月17日 初版
平成14年6月1日 MIDI最終データ完成
平成15年7月6日 池ヶ谷さんのご指摘で3番の歌詞の訂正。だけどあなたは→けれど