ロッコン・ロール

【作詞】永六輔
【作曲】いずみたく

ロッコン・ショージョー ロッコン
ロッコン・ショージョー ロッコン

ここは富士山 一合目
曽我兄弟の 夢の跡

これで富士山 二合目が
みあげる峰は 雲の上

これで富士山 三合目
緑の海か 松林

これで富士山 四合目
キラリと光る 山中湖

これで富士山 五合目だ
駿河湾みて ひとやすみ

これで富士山 六合目
高山植物 花ざかり

これで富士山 七合目
甲州平野が 目にしみる

これで富士山 八合目
万年雪で 顔洗おう

これで富士山 九合目
あとひと息で 十合目

これで富士山 頂上だ
日本一の 深呼吸

ここは富士山 登山口
みあげる峰は 雲の中


富士登山の時に、「六根清浄ロッコン・ショウジョウ」と言いながら、一合目から頂上の十合目までを登るらしいです。寒参りする時も唱えます。
仏教用語で、六根は六識を生じる六つの感官、すなわち眼・耳・鼻・舌・身・意のことです。それが、福徳によって清らかになることを表わしています。

富士山には登ったことが無いのですが、実際に、こう唱えながら登っているのでしょうか。

1番の歌詞の曽我兄弟とは、唐突ですが、建久4年(1193年)5月28日、源頼朝が行った富士の裾野の巻狩りの際に、父親の仇である工藤祐経を討った曾我十郎祐成と曾我五郎時致の兄弟のこと。

JASRAC情報
製作日誌:
平成18年10月23日 歌詞のみ
平成18年10月28日 MIDIアップ