リャザンのマドンナ

【訳詞】飯塚  広
【作詞】ポペレーチヌイ
【作曲】ドルハニヤン
【MIDI製作協力】マルちゃん

君は立ち上がる さぎりのかなた
過ぎ去った日のアンナ ライ麦畑
恋人に抱かれ 震えていた夜
広い草原に戦線はのび
恋人は行く 君は送る
リャザンのマドンナ かぐわしい君
リャザンのマドンナ 乙女の兵士

別れのホームに さわやかに立つ
たちこめる煙 おさなごを抱き
手編みのプラトーク 息子をみつめ
見送る母たち いとしい妻よ
悲しみの日々 はてなき道
リャザンのマドンナ 君たちは立つ
リャザンのマドンナ やさしいひとみ

だまって死んでゆく 地の果て遠く
涙をふいて アンナ この苦しみを
彼女らとともに のりこえて行け
恋人は倒れ もう帰らない
はるかかなた 風も寒く
リャザンのマドンナ すばらしい君
リャザンのマドンナ ロシアの星よ


第二次世界大戦により、2000万人の戦死者を出したソ連。それだけの未亡人もできたわけであって、そいういう女性の運命を歌った曲。
リャザンRyazanというのは、中部ロシアの古都で、モスクワの南東200kmくらいに位置する都市です。
この町の訪問記は、こちらのサイトからその牧歌的なところをご覧ください。

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製作日誌:
平成19年11月25日 歌詞のみ
平成19年11月28日 MIDIをアップ