戦争を知らない子どもたち

【作詞】北山　修
【作曲】杉田二郎
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky

１．戦争が終わって僕らは生まれた
　　戦争を知らずに僕らは育った
　　大人になって歩きはじめる
　　平和の歌を口ずさみながら
　　※僕らの名前を覚えてほしい
　　　戦争を知らない子どもたちさ

２．若すぎるからと許されないなら
　　髪の毛が長いと許されないなら
　　今の私に残っているのは
　　涙をこらえて歌うことだけさ
　　※（くりかえし）

３．青空が好きで花びらが好きで
　　いつでも笑顔のすてきな人なら
　　誰でも一緒に歩いてゆこうよ
　　きれいな夕陽のかがやく小道を
　　※（くりかえし）

この曲は、もう少し聞かせるよな感じなんですが、マイド、ラテンだか昔のGS風だか分からんアレンジになってます。
こういうOldiesでは、原曲に忠実にやるか、カバー風に全然違う雰囲気でやるか悩む所です。まあ、ウチはいつも原曲の面影もないような勝手な解釈アレンジが主流ですがね。

正直申しまして、この曲には当時から違和感がありました。
何でだろう？って考えているのですが今ひとつもやもやしただけ。
　　戦争が終わって僕らは生まれた
　　戦争を知らずに僕らは育った
　　大人になって歩きはじめる
　　平和の歌を口ずさみながら
１行目はその通りです。
２行目も、昭和20年代後半から30年代にかけては今のようにマスコミも発達してませんから、朝鮮戦争についてもよく分かりませんでした。
３行目、高校生までは全くのノンポリでしたけど、18歳になって、ちょっと回りを見始めたかな？
４行目、そうそう、その通り。

じゃ、２番は？
イチゴ白書では自嘲気味に髪を切ってきたのですが、こちらはいじけちゃってますね。
３番になると、もう自分のカラーに閉じこもってしまっている。

「戦争を知らない」と云うことは大変ありがたいことです。このありがたさを次の世代に引き継いで行かねばならんのですよね。