しゃれこうべと大砲

しゃれこうべと大砲

【訳詞】東大音感合唱研究会
【作曲】シシリー島民謡

1.大砲の上にしゃれこうべが
  うつろな目をひらいていた
  しゃれこうべが
  ラララ言うことにゃ
  鐘の音も聞かずに死んだ

2.雨に打たれ風にさらされて
  空の果てをにらんでいた
  しゃれこうべが
  ラララ言うことにゃ
  お袋にも会わずに死んだ

3.春がきても夏が過ぎても
  誰も花を手向けてくれぬ
  しゃれこうべが
  ラララ言うことにゃ
  人の愛も知らずに死んだ


シチリア島はイタリア南部の地中海最大の島。マフィアでおなじみ。1950年に「越境者」という映画で紹介された、企業倒産で大量に失業した労働者が苦楽をともにして、あの長靴みたいなイタリア半島を横断してアルプスも越えてスイスへ職を求めに行ったヒューマンドキュメンタリー物語の挿入歌です。
この映画の監督ピエトロ・ジェルミは他にも自分で主演もした「刑事」「鉄道員」などで有名ですね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成14年6月09日マルちゃんからのリクエストにより、まず13日歌詞のみ製作
平成14年8月1日β版を作成。あと2曲。それにしても外は雷雨。エーちゃんの家は2年前に雷のサージ流にやられて、パソコンがお釈迦になったことがあり。クワバラクワバラ。でもお陰サマで、新しいパソコンを買うことに奥サマの決済がおりたんだけど。