四季の雨

【作詞】不  詳
【作曲】不  詳
【MIDI製作協力】マルちゃん

降るとも見えじ春の雨
水に輪をかく波なくば
けぶるとばかり思わせて
降るとも見えじ春の雨

にわかに過ぐる夏の雨
物ほし竿に白露を
なごりとしばし走らせて
にわかに過ぐる夏の雨

おりおりそそぐ秋の雨
木の葉木の実を野に山に
色さまざまに染めなして
おりおりそそぐ秋の雨

聞くだに寒き冬の雨
窓の小笹にさやさやと
ふけ行く夜半を訪れて
聞くだに寒き冬の雨


大正三年六学、尋常小学校唱歌(六年)

芹洋子の四季の歌とはまた趣を異にした四季を歌った歌ですね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成22年1月1日 歌詞とMIDIをアップしました。
BS日テレで懐かしの唱歌をやっていて、それを見た人が柏の歌声でリクエストをしたものの、誰も知らなかった、ということで取り組んでみました。
JASRAC情報は、お正月休み明けに確認します。相手がお休みなもんでね。