白いブランコ

【作詞】小平なほみ
【作曲】菅原進

君はおぼえているかしら
あの白いブランコ
風に吹かれて二人でゆれた
あの白いブランコ
日暮はいつも淋しいと
小さな肩をふるわせた
君にくちづけした時に
優しくゆれた 白い白いブランコ

君はおぼえているかしら
あの白いブランコ
寒い夜によりそってゆれた
あの白いブランコ
誰でもみんなひとりぼっち
誰かを愛していたいのと
つめたいほほをよせたときに
静かにゆれた 白い白いブランコ

僕の心に今もゆれる
あの白いブランコ
幼い恋を見つめてくれた
あの白いブランコ
まだこわれずにあるのなら
君のおもかげ抱きしめて
ひとりでゆれてみようかしら
遠いあの日の 白い白い白いブランコ


昭和44年、ビリーバンバンのデビュー・ヒット曲です。

公園といえば、ブランコ、すべり台、お砂場、ジャングルジム、ウンテンなどなど色々とありましたけど、最近は、砂場に砂が入っていないし、ハコ型ブランコは危ないというので、見かけないし、なんでもかんでもダメダメでいいんでしょうかね。
確かに、ハコ型ブランコは乗っていても、足が座っているところと床の部分に挟まれてヤバイなと小学生当時でも思ってました。でも、そうやって注意する気持ちが養われてゆくんだろうと、今振り返ると思いますね。
ブランコのひもも、鉄のチェーン製ではなく、ロープ製は、大きく振って、ピョーンと飛び出すには最適なんですけど、結構切れやすいンですね。と言うわけではなく、そもそもブランコからの飛び降りが危ないと言うので、ロープは使わないようです。
実は、小学校五年生のときに、このブランコからの飛び降りで腕の筋を伸ばしてしまって、しばらく右手を吊っていたことがあります。
当時の先生やPTAはだから危ないと禁止にはしませんでした。
ただし、そういう事例をもって、だから注意して遊べ、って教えてくれてました。

ところが、今じゃ、危ないからダメ、とか、すぐ自己責任で、とか。
とにかく、管理者の言い訳ばっかりが聞こえてきます。
一方、危うきに近づけさせないで育った子どもって、そもそも何が危険なのか、どうやって身を持った体験をするんでしょうね。頭で考えて覚えるもんじゃないだろうし。

JASRAC情報

製作日誌:
平成19年5月6日 歌詞のみ
平成19年5月7日 MIDIをアップ