武田節

【作詞】米山愛紫
【作曲】明本京静
【MIDI製作協力】マルちゃん

甲斐の山々 陽に映えて
われ出陣に うれいなし
おのおの馬は 飼いたるや
妻子につつが あらざるや
あらざるや

祖霊まします この山河
敵にふませて なるものか
人は石垣 人は城
情けは味方 仇は敵
仇は敵

 (詩吟)
 疾如風 徐如林
 侵掠如火 不動如山

つつじヶ崎の 月さやか
うたげを尽くせ 明日よりは
おのおの京を めざしつつ
雲と興れや 武田武士

武田武士


戦国武将武田信玄の旗印「風林火山」をモチーフにした曲です。
この「風林火山」の誕生のいきさつについては、昨年(2007年)の山本勘助を主人公とした大河ドラマでもとりあがられていましたね。
古代からの軍略に詳しい山本勘助が「孫子」から引用して、武田軍の旗印として提案して信玄に採用された、というのが、大河ドラマの筋書きでした。

この曲の中で「人は石垣 人は城」の部分が特に好きです。
昨今、人の使い捨てのような風潮のなかで、どんなに機械化・IT化が進んでも、基本はヒトですよね。

おなじみの三橋美智也の昭和36年のヒット曲です。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年7月20日 歌詞のみ
平成20年8月16日 MIDIをアップ。
詩吟の部分は、いろいろな歌い方(うなり方)があると思いますが、カラオケでやっているような感じにしてみました。MIDIデータを見ても、何が何だかわからんと思います。テンポとピッチベンドを駆使しております。
これも、MIDIで聴くより、MP3の方でお聴きください。
平成20年8月17日 詩吟の部分を微調整