私を叱らないでママ

【訳詞】ダークダックス
【作曲】インドネシア民謡

豊かな川の水
山陰の泉から
愛するやさしさ
あの目から心に
 私を叱らないでママ
 私を叱らないでママ
 私は何にも知らないの
 愛は悲しいものよ
アヤム ヒーター Ayma Hitam アヤム ヒータム 鶏は黒い
テロルニャ プティ Telurnya putih トロールニャ プティ 卵は白い
メチャリ マカン mencari makan ムンチャリ マカン 食べ物を探して
ディピンギル カリー di pingir kali ディ ピンギル カリ 小川のほとり
ノナ ヒーター nona hitam ノナ ヒータム あの娘は黒い
キキニア プティ giginya putih ギギニャ プティ 歯は白い
ビラテル ヤワマニスセカリ bila tertawa manis sekali ビラ トゥルタワ マニス スカリ もし笑ってもかわいいよ
アヨママ ayo mama アヨ ママ おかあさん
ジャガンラマラベーター janganla marah beta ジャンガンラ マラ ベータ 私を叱らないで
ディア チュマ チュマ チュマ dia cuma cuma cuma ディア チュマ チュマ チュマ 彼はちょとだけ
チュム ベーター cium beta チウム ベータ 私にキスをしただけ
アヨママ ayo mama アヨ ママ おかあさん
ジャガンラマラベーター janganla marah beta ジャンガンラ マラ ベタ 私を叱らないで
ラオラン ムダプニャ ビア サ la orang muda punya biasa ラ オラン ムダ プニャ ビアサ 若いっていつもこうなの



インドネシアのおなじみの歌曲、「私を叱らないでママ」をお送りします。(D.J.並みの言い方ですな)
この曲のインドネシア語の部分にちょっと異議があり、MIDI化とページ作成をためらってました。
昨日、千葉県船橋市のゴリで「千葉大インドネシア留学生の『インドネシアの歌』」というミニコンサートがありました。
そこで、インドネシア留学生のヤヤンさんに、教えていただいたのが、上記の歌詞左から2列目です。
その隣が、そのインドネシア語をそのままカタカナにしたもの。右列が、私メのつたない訳です。

Betaというのは、アンボン語で私(インドネシア語でSaya)です。これは知りませんでした。

Telur=卵です。似たような発音でTolol=「アホ」という言葉もあります。
インドネシア語で、罵倒する言葉は、激しい順に、goblok、bodoh、begoh、tolol。
goblokとかbodohって云われると人格まで否定されたようで落ち込んでしまいますけど、begohあたりはカラオケバーで女の子から「バッカ~~ン」って云われるような感じ。tololはちょっとニュアンスが違って、「鈍いやっちゃ、グズグズすんな」って感じですね。

「似たような」と書きましたけど、インドネシア語では「r」と「l」は全然違うんです。「r」は巻き舌で「トゥロ~ルゥ」って感じに対して、「トローゥ」かな、あえてカナで書くと。「l」は舌を上あごにくっつけて「ル」ような発音ですね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年4月24日 MIDIのみ製作
千葉大インドネシア留学生の「インドネシアの歌」のバックで使用
平成17年4月25日 ページの作成
平成17年4月28日 すいません、Telurについて間違って理解してました。