山のロザリア

【原曲】ロシア民謡
【訳詞】丘灯至夫

山の娘 ロザリア いつも一人 うたうよ
青い牧場 日昏れて 星の出るころ
帰れ帰れ もう一度 忘れられぬあの日よ
涙ながし別れた 君の姿よ

黒い瞳 ロザリア 今日も一人歌うよ
風に揺れる 花のよう 笛を鳴らして
帰れ帰れ もう一度 やさしかったあの人
胸に抱くは遺身(かたみ)の 銀のロケット

一人娘 ロザリア 山の歌を うたうよ
歌は甘く 哀しく 星もまたたく
帰れ帰れ もう一度 命かけたあの夢
移り変わる世の中 花も散りゆく

山の娘 ロザリア いつも一人 歌うよ
青い牧場 小山羊も 夢をみるころ
帰れ帰れ もう一度 忘れられぬあの日よ
涙ながし別れた 君の姿よ


エーちゃんの高校生時代=38年前ですが、フォークダンスで、マニアックな「アレキサンドロフスキー」というのがありました。マイムマイムなどのように輪を作って踊るのではなく、男女二人でいわゆるダンスのように踊るんです。原曲がこの山のロザリアで、なかなかいいダンスでしたよ。
そんな曲を探して、HPで検索をしたんですが、最近のフォークダンスはコスプレ系で、その現地の民族衣装などを着込んで踊りを楽しむ風に変わってますね。チロル地方の民族ダンスを踊るなら、その地方の民族衣装を着込んで...という一体型なんですね。
38年前は、女の子と手をつないで踊りを踊れるだけで興奮してましたがね。

エーちゃんが初めて社交ダンスなるものをやったのが中学二年生のとき。近くの青年会の集まりで、ダンスの練習会があるというので。イソイソと出かけていったら、いわゆるダンス教室というやつ。その時点では、「こういうところでフォークダンスをやるんだ」ぐらいしか思ってませんでした。しかし、始まってみると、ブルース、チャチャ、ジルバ、などなど。女の人と抱き合って踊りを踊るなんて、想像もしえない世界でした。今、思えば、ジルバなんてもっとしっかりと覚えておけばよかったと。チャンスには後ろ髪がない、なんて、その後の英語の授業で習いましたっけ。

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年1月9日 歌詞のみ
平成15年2月23日 あらら、一ヶ月以上も放ったらかしで。やっとMIDIβ版を作りました。