明日を見つめて

【作詞】平井克己
【作曲】平井克己

この鉄橋渡ったら　君が住んでる町がある
ホームに差し込む　朝の陽ざし
吹き抜ける風に　潮の香り
　校庭にはじける　子どもたちの笑顔
　今日も賑わう　港のマーケット
　そんな普通の営み　確かに支えてる
　ハンドル握る　私たちの毎日の仕事

このカーブを廻ったら　あなたの暮らす町に着く
遥か山並み　青くうねり
たわわに波打つ　田や畑
　年寄りたちは　川べりに憩い
　行き交う人と　道ばたのおしゃべり
　そんな当たり前の　日をみつめて走りたい
　暮らしを運ぶ私たちの毎日の願い

このトンネルを抜けたなら　どんな朝いたがあるのだろう
見つめる彼方の　外のあかりは
いまだに細く揺れているが
　切り刻まれる　命と暮らし
　切り裂かれる　小さな愛と夢
　そんなつらい道のりを　乗り越えて進もう
　心結ぶ私たちの明日への想い

　枕木を並べ　レールをつなぎ
　シグナルをともし　汽笛を響かせて
　希望あふれる　みちしるべ掲げて走り抜け
　明日を見つめる私たちのゆるぎない誓い

私鉄のうたごえの平井さんの作品。
今年も2012年11月18日、成増のアクトホールで「私鉄のうたごえ祭典」に向けて準備が進んでいます。
そのキャッチフレーズが「明日を見つめて・・・」