「へいわ」のうた

作 宇治共同作業所のびのび班

1.地雷を作った エライ人は
  子どもたちの足 ふきとばしたこと
  知っているんやろか
  地雷を埋めた 兵隊は
  歩けないことの 本当の悔しさ
  知っているんやろか

  ※バクダンじゃなくて ご飯がいい
   "かなしい"じゃなくて "うれしい"がいい
   みんなおんなじ命だから 戦争じゃなくて
   "やさしい"がいい

2.せっかく生まれて きたんやのに
  キカンジュウの音 バクハツの煙
  きっとこわいやろな
  なんにもわるいこと してへんのに
  地球中の子どもが 死んだらあかんと
  ボクらはおもうんや

  ※ 2回繰り返し


京都の忠やんから、RedStoneで聴いたのはもう1年以上も前。宇治市の共同作業所でつくられた素朴な歌詞がグッと迫るものをアピールしています。
そのときにいただいた楽譜に書き込まれていた忠やんのメモでは「重度の障害を持つ仲間たちの"のびのび班" が "わたしの平和運動"に参加してきた。うたごえ喫茶で歌うと、そのやさしさに、みなさん心打たれます」

この曲はMIDIで聴いていただくより、京都弁で聴いていただくほうが説得力あるのでしょうね。

うたごえ新聞50周年記念のパーティ会場で発表された、「被爆60年・いのち輝け 憲法九条『平和のうた』」の特選曲として、この曲が紹介されました。
昨年9月から募集を始めたこの新しい平和の歌の公募には、206曲の応募があったそうです。
  ・特選 「へいわ」のうた
  ・入選 ひとつのピース
  ・佳作 かぞえうた
  ・佳作 素晴らしい約束
  ・佳作 地球村字日本

を紹介しております。

上記のかわいい男の子がわた平くんです。もちろん、「わたしの平和」からの命名です。
ブリキのバッチで、RedStoneでカンパ1000円をしたらもらいました。
そのときは、そのまま背広のポケットに入れておいたのですが、帰りの伊丹空港の金属探知ゲートで引っかかってしまいました。いつもは金属製のものは全部取り出してゲートを通るのですが、そのときはこのバッチのことをすっかりと失念。かさばるものでもないので、服の上から触ったぐらいではわからず、ゲートを3回通って、最後はハンディ探知機。結局はこのバッチ。とんだお騒がせのわた平クンでした。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年4月14日 歌詞のみ
平成17年4月16日 MIDIを作成
平成17年4月17日 わた平くんについて追記